動き始めたフランスの働き方改革
フランスの働き方改革、特にテレワークやリモートワークの改革のスピードが加速している。もともと休暇制度はさまざまな取り組みを行っている国だが、2017年8月の労働法改正で、「テレワークで働く」ことを従業員の「権利」とした。 企業側の取り組みにおいても、SNCF(フランス国鉄) では100駅の駅舎にテレワークスペースを設置し、リモートワークを全面支援するなど、大規模なプロジェクトが動いている。一方、労働者の保護的側面では、契約時間以外は「つながらない権利」を提起した。
本コラムでは、テレワーク先進国へと一歩を踏み出したフランスのそのエンジンについて、いくつかの事例を紹介する。
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