サクセスフル・エイジングを目指して―多世代協働で活躍する米国のシニアワーカー
米国では、65歳以上の就業率が上昇しています。経済的な理由から働いている人、健康の維持や社会参加の充実感などを求めて働いている人、働く理由はさまざまですが、高齢者が労働市場に参加することによって、多世代型組織になり、多様性と協調性のある職場環境が実現し、離職率が低下し、従業員のエンゲージメントが向上するという効果が期待できます。
このコラムでは、就業構造の変化や65歳以上労働者の実態、シニアをサポートする法制度、組織、ムーブメントについて幅広く紹介し、人口の高齢化に直面している米国が目指す「サクセスフル・エイジング」と「多世代協働型社会」を考察します。
ケイコ オカ(客員研究員)