主任研究員
大嶋 寧子
Yasuko Oshima
- プロフィール
- 東京大学大学院農学生命科学研究科修了後、民間シンクタンク(雇用政策・家族政策等の調査研究)、外務省経済局等(OECDに関わる成長調整等)を経て現職。専門は経営学(人的資源管理論、組織行動論)、関心領域は多様な制約のある人材のマネジメント、デジタル時代のスキル形成、働く人の創造性を引き出すリーダーシップ等。東京大学大学院経済学研究科博士後期課程在学中。
関連プロジェクト
論文
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「再就職した女性の就業継続と仕事満足―学び直し、仕事と育児の両立負担との関わりに着目して―」Works Discussion Paper Series No.28
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「介護発生前の個人の備えや会社支援が、介護離職・介護疲労に与える影響」Works Discussion Paper Series No.38
- 「介護を担う正社員が経験するワーク・アイデンティティの危機とその対処プロセス」 Works Discussion Paper Series No.56
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「女性雇用拡大はなぜ年収100万円台前半に集中したのか. ―背景の考察と「働き方改革」に向けた提言」みずほリポート、2016年9月29日
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「若者就労支援の「これから」を考える~既存政策の支援領域は十分広い。しかし、個別施策には改善余地が存在~」『みずほ総研論集』2014(3):p.31-64
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「女性就業が拡大する地域の状況~地域・年齢別データに見る女性活躍推進の課題~」みずほインサイト政策、2014年12月19日
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「無貯蓄・低貯蓄世帯の増加と働き方を巡る問題」みずほリポート、2012年6月12日
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「非典型雇用の拡大と労働生産性. ∼諸外国の経験に見る日本の検証課題」みずほ総研論集2009年(2):p.1-39
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「英国とオランダの雇用セーフティネット改革 : 日本の「求職者支援制度」創設に向けた示唆」『みずほ総研論集』2010(4):p.33-37
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「高齢者就業支援策の先進事例~フィンランドの取り組みから日本は何を学べるか~」『みずほ総研論集』2006 (2):p.93-138
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「父親の育休取得拡大を実現しつつあるドイツ~成果の背景と日本への示唆~」みずほリポート、2008年6月
所属学会
日本キャリアデザイン学会、経営行動科学学会、日本労務学会
著書
単著
- 『不安家族~働けない転落社会を克服せよ』(2011年 日本経済新聞出版社)
共著
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『日本人の考え方 世界の人の考え方II: 第7回世界価値観調査から見えるもの』(2022年 勁草書房)
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『30代の働く地図』(2018年 岩波書店)
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『データブック 格差で読む日本経済』(2017年 有斐閣)
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『雇用と労働の基本ルールがよくわかる本』(2015年 東洋経済新報社)
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『雇用断層の研究~脱「総中流」時代の活路はどこにあるのか』(2009年 東洋経済新報社)
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『意欲と生産性を高める高年齢者雇用の制度設計』(2007年 中央経済社)
教歴
法政大学「ライフコース論」(2017年)
執筆・講演等
講演 (主なもの)
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第2回全国ビジネスケアラー会議「ビジネスケアラー調査に見る、介護をしながら安心して働くことに関わる3つのポイント」(2022年12月)
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Excellent Care Company Conference「ビジネスケアラーの「経験」を踏まえたこれからの支援とは?」(2022年12月)
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経済同友会未来選択会議第2セッション基調講演「挑戦を引き出しあう社会への提言」(2022年12月)
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第34回連合総研フォーラム「リスキリング」(2022年10月)
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日本リスキリングコンソーシアム記者発表会「リスキリングを巡る内外の状況」(2022年6月)
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労働政策審議会労働政策基本部会「リスキリングをめぐる内外の状況について」(2022年5月)
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大分県女性再就職支援講座「復職した女性の声から「自分らしい再就職」のヒントを考えよう」(2020年10月)
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静岡県主催子育てに優しい企業フォーラム「データと事例でみる女性活躍のこれから」(2020年2月)
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千葉商工会議所主催「女性活躍フォーラム」基調講演(2017年3月)
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千葉商工会議所原点回帰セミナー「少子高齢化と女性活躍」(2017年2月)
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中国社会科学院青年研究者代表団(2016年度第2陣)講演「人口高齢化と雇用システム」(2017年1月)
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自民党一億総活躍推進本部 女性活躍・子育て・幼児教育プロジェクトチーム有識者ヒアリング講演(2017年2月)
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ファザーリングジャパン緊急フォーラム基調講演(2015年8月)
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参議院予算委員会公聴会出席「家族の生活基盤の不安定化と現役世代の社会保障をめぐる問題」(2012年3月)
寄稿(2018年以降、主なもの)
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「未だ低調なリスキリング。先進自治体や企業の実践に学び、本格的な機会拡大を」『2022~2023年度経済情勢報告』(連合総研、2022年10月)
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「家族の未来を拓く男性育児休業」『電気連合NAVI』№80(2021年Ⅳ号)
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「8割が「キャリアの迷子」日本人。しんどい時代の乗り越え方を2つの国から学ぶ」(Business Insider 2021年5月11日掲載)
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「30代の希望する働き方をどう実現するか」『土木学会誌』April 4.No 106.2021
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「アマゾン、ウォルマート、AT&T…従業員再教育に巨費を投じる海外企業の「リスキリング」」DIAMOND ONLINE(2021年3月25日掲載)
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「DXの推進で注目される 中小企業型『リスキリング(能力再開発)』のススメ」『企業実務』2021 No.847
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「7割が転職する時代、日本人につきまとう「孤独なキャリア」問題」」(Business Insider 2020年11月10日掲載)
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「お互いに不満がある夫婦」に欠けていること、在宅勤務の今浮き彫りに」(Business Insider 2020年5月19日掲載)
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「どうでもいい話がしたい…「会えない」時代こそ大切なつながりを作る4つの方法」(Business Insider 2020年4月23日掲載)
- 「嫁ブロックに夫ブロック、なぜ夫婦は互いのキャリアの足を引っ張り合うか?」(Business Insider 2020年5月6日掲載)
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「なぜドイツは男性の育休が急増した?社会の空気を変えたものの正体」(Business Insider 2020年1月27日掲載)
- 「離職期間のある人材を活かす『鍵』」(WEB労政時報 Point of view - 第137回』2019年6月
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「仕事を離れた期間があっても女性が生き生き働けるための支援とは」(NHK視点・論点)2019年6月
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「平成という時代に夫婦の役割分担はどう変わったか」『賃金事情』2019 年5月5日号
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「外国人材の長期獲得戦略」『ACE建設業界』2018年10月号
メディア出演(2019年以降、主なもの)
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「リスキリングとは 成長分野に業務シフト どうする社員のスキル習得」(NHK首都圏ナビ、2022年11月24日掲載)
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「質問なるほドリ:デジタル化による「リスキリング」って? 新たな技術の獲得 仕事ニーズ変化に対応」(毎日新聞、2022年9月17日)
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「闇雲な「学び直し」に懸念、リスキリングには正しい順序がある」(日経クロステック、2022年8月30日掲載)
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「探訪リスキリング(7)「電話帳の会社」が変身 中小、学び直しで挑む新事業 老舗旅館、接客データ共有」(日経産業新聞、2022年6月28日)
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「リスキリング、DXになぜ必要? 中小企業の全社員で取り組む必要性を解説」(朝日新聞ツギノジダイ、2022年2月17日掲載 )
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「リクルートワークスに聞く「リスキリング」、DXが不発の理由は“スキル不足”か」(ビジネス+IT、2022年3月31日掲載)
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「デジタル時代の学び直し 中小企業支援は海外に先例」(日本経済新聞、2022年2月9日)
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「[挑む]高齢社会の壁(2)シングル介護 支援の手を」(東京読売新聞、2022年1月5日)
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「男性育休の取得率、初の1割超え 業界・企業規模で差」(日本経済新聞電子版 2021年10月11日)
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「主婦の再就職、デジタルへ――リクルートワークス研究所主任研究員大嶋寧子氏、AIで定型業務消える(生活)」(日本経済新聞、2021年4月9日)
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「転職阻む「勤続20年の壁」 退職金優遇、今なお誘惑」(日本経済新聞、2020年7月20日)
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「「男の甲斐性」で家計を支えるのは無理すぎる『夫婦4.0』で男性も女性も"自由"になれる」(東洋経済ONLINE、2019年7月19日掲載)
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「妻が思い切り働ける日を、働き方改革法本格施行へ――リクルートワークス研究所主任研究員大嶋寧子氏に聞く(生活)」(日本経済新聞、2019年1月4日)
委員等
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厚生労働省「公共職業訓練の在り方に関する研究会」委員(2023年5月~9月)
- 経済産業省「企業経営と介護両立支援に関する検討会」(2023年11月~)
- 内閣府「経済財政検討ユニット」(2023年12月~)
- 福岡県「IT×ジェンダーギャップ解消モデル策定会議」委員(2022年)
- 全労済協会「これからの働き方研究会」委員(2018年)
- 日本経済調査協議会「女性活躍社会研究会」委員(2015年3月~2016年3月)
- 厚生労働省「女性の活躍促進に向けた配偶者手当の在り方に関する検討会」委員(2015年12月~2016年3月)