Works 167

社員の病と人事

2021年08月発行

特集



はじめに 置かれた環境の“運”が罹患者の“運命”を左右しないように

●働く人々は、病や不調にどのように向き合っているのか
Q1 どのような病や不調を抱えているのか
Q2 病や不調を誰に相談したか
Q3 仕事にどのように影響したか
Q4 どのような支援制度があるのか。使っているのか
考察 病や不調と仕事の両立にネガティブなインパクトを与える要因とは
Column:病気休暇・休職を取り巻く労働法上の課題

●病と仕事の両立に真に求められているもの
Case 1 病の社員が安心して開示できる“なんでも言い合える風土”の醸成を
Case 2 病と仕事の両立支援よりも成果を出すこと、キャリア形成への支援を

●病と不調をインクルージョンする組織とは
Case 1 厳しくもやりがいのある会社としてがんになっても働きがいと居場所をつくる/伊藤忠商事
Case 2 安心して“働き続ける”選択と、安心して“働かない”選択の両輪で支援/日本オラクル

●真に有効な支援ができる組織へそれを阻む壁をいかに乗り越えるか
組織開発:いかに病のある人をインクルージョンする組織にするのか
キャリア支援:いかに個別性に向き合い、有効な支援をしていくのか
ジョブアサインメント:いかに病のある社員とその周囲に仕事を割り振っていくのか
休職と復職:休職者や再発者の多い組織のフォローアップをどのようにするのか
メンタル対策:病後にメンタルヘルス不調に陥らないように何ができるのか

まとめ:組織の日常がつくり出す病を受け入れるためのカルチャー/佐藤邦彦(本誌編集長)

連載

FROM EDITORS
本誌に掲載されているデータは2021年07月19日現在のものです。