
「令和の転換点」の研究
人口減少社会の日本だが今後、高齢人口、なかでも85歳以上の人口のみが急速に増加する。これまで誰も経験したことがないこうした人口動態変化は、労働市場にどのような影響を与えるのか。
高齢人口比率増をトリガーとする現代社会2度目の転換点、「令和の転換点」を研究する。
コンテンツ
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序論。令和の転換点
リクルートワークス研究所では、「令和の転換点」の研究を開始した。その問題意識には、日本において起こる人口動態に起因する労働市場の構造的な転換がある。本コラムでは、その問題意識と仮説を整理していく。
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人口動態と労働市場
人口動態の変化は、これまで社会保障や年金制度への影響という点で議論が進められてきた。こうした大きな問題に隠れて、ほとんど注目されて来なかったポイントが今、顕在化しつつある。人口動態の変化が労働市場にどのような影響を与えるのか、検証する。
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論争 令和の転換点
終わりの見えない高齢化と人口減少という誰も経験したことがない「当たり前」に、私たちは直面している。これまでの方策や打ち手が通用しない奇妙な変化が多々起こるなかで、社会、企業、そして私たち一人ひとりはどうすれば良いのか。新たな「当たり前」に適応するために、各界の第一人者の方々と徹底的な議論を始めよう。
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データでみる、転換点の最前線
独自調査によって、徐々に明らかになってきた「令和の転換点」後の実態。仕事時間が長くなることは人々の生活にどのような影響をもたらすのか、エッセンシャルワークの現場で何が起こっているのか…。議論のための様々なデータを解説していく。
報告書
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報告書「令和の転換点」
総人口の減少と高齢人口の増加が同時に進行する、人口減少社会の最初の局面に出現した、奇妙な人手不足。なぜ人口減少なのに人手不足なのか、その転換のメカニズムを明らかにするとともに、転換後の社会の突破口とキ...
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基礎自治体職員業務実態調査 集計結果
「令和の転換点」において、これまで機能してきた公務サービスに持続可能性はあるのだろうか。市区町村に勤務する地方公務員を対象に基礎自治体の業務実態やそこに生じている兆しを把握する調査を実施した。...
地方事例研究
エッセンシャルワーク事例研究
公務サービス研究
プロジェクトリーダー
プロジェクトメンバー
- 岩出朋子(研究員)
- 小前和智(研究員/アナリスト)
- 坂本貴志(研究員/アナリスト)
- 橋本賢二(研究員)
- 谷本智子(アソシエイト)
- 前川由香(アシスタント)