Works 160

不安と働く

2020年06月発行

特集



はじめに 逃れられないことを前提に

●コロナ禍によってどんな不安を感じているのか
4000人調査 働く人々の変化と対策、不安のリアル
考察:コロナ対策、組織や個人の特性が不安にどう影響するか
人事座談会:コロナ禍のもと 組織では何が起こっているのか

●不安のメカニズムを知り折り合いのつけ方を学ぶ
不安のメカニズムとは:不安とは、“願望・欲望の裏返し”である
不安で心が折れないようにするには:心の“省エネルギー”を意識する
孤立感に向き合うには:組織における“選択的関係”を見直す
情報が呼び起こす不安に対処するには:“ブックスマート”より“ストリートスマート”であれ

●“不安と働く”人々のために人事ができること
人事としてどのような視座を持つべきか
 自らの責任において判断し、その結果とともに生きていく
 未来を見据え、支援と変革の手を止めない
組織の健やかさをいかに保つか
 誰もが不安を隠さずに共有できる組織風土づくりを
組織と個人の新常態をどう作っていくのか
 働く人が仕事の意味と価値、社会との関わりを問い直す
社会の新常態をどう作っていくのか
 人々の思考の“多極化”を恐れずに促進すべき

まとめ:コロナが人と組織に突きつけるもの/佐藤邦彦(本誌編集長)

連載

FROM EDITORS
本誌に掲載されているデータは2020年05月25日現在のものです。