人が集まる意味を問いなおす
緊急事態宣言下で4社に1社がテレワークを実施。職場のマネジメントやコミュニケーションスタイルが変化するなか、あらためて「集まる」ことの意味が問われている。
どのような仕事場面において「集まる」ことが必要なのか、なぜリモートでは難しいのか、集まらないことによる長期的な影響はあるのか。
リモートか職場での対面かの議論を超えた、「集まる」意味を解き明かす。
コンテンツ
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いま問われている、「集まる意味」をどう考えるか
グーテンベルクが印刷機によってその後の社会を変えたように、オンライン上の新たなテクノロジーによって「集まる意味」が変わろうとしている。コロナ禍でオフィスにある仕事のほとんどがリモートでできることがわかった。しかし、組織への長期的な影響は明らかでない。 新時代の「人が集まる意味」とは何か。新たな組織運営の在り方について考える。
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研究者が問いなおす「集まる意味」
新型コロナウイルス感染拡大以降、人が「集まる意味」について、改めて問われている。恐らく、多くの人が「集まる意味」について、何らかの意見を持っているだろう。ここでは、様々な分野の専門家たちに、その研究視座から「集まる意味」を語っていただく。
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企業が語る「集まる意味」の現在地
新型コロナウイルス感染拡大以降、リモートワークが浸透するなど人々の「集まり」は大きく変わった。こうしたなか、企業は人の集まり方をどのように設計しているのか。先進企業の事例をもとに、コロナ以降の「集まる意味」を探る。
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データが語る「集まる意味」
新型コロナウイルス感染拡大以降、人々の「集まり」はどう変わったのか、またその結果として個人や組織のパフォーマンスはどのように変化したのかなど「職場における集まる意味の調査」によって得られたデータによって解明する。
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「集まる意味」の新たな展開
リモートワークが定着する一方で、リアルに集まる企業内イベントが増えている。コロナ禍では「組織としての一体感の醸成が難しい」との回答が多くみられたが、企業はどのような対策を進めているのだろうか。調査結果から明らかにする。
報告書・論文
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集まる意味を問いなおす ーリアル/リモートの二項対立を超えてー
組織として集まる意味の本質は、実体のない「関係」を可視化し、実感できる場を作ることにある。集まることについてデータから見えてきた事実を解説し、今後の集まりに向けての提言をおこなう。
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「職場における集まる意味の調査」調査結果 vol.2
職場の集まり方は大きく変わった。オンラインでも集まれる中、オフィスに戻って集まる理由は何だろうか。オンライン、対面にかかわらずうまく集まることができている組織では何が行われているのかをデータから読み解く。
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コロナ禍で変わる職場の“集まり方”を調査
ウィズコロナの時代に個人の働き方が変化する一方、組織としてのパフォーマンスを維持・向上するためのコミュニケーションの在り方はどうあるべきなのか。目的によって異なる「有意義な集まり方」、個人のコミュニケーション志向の違いによって効果が異なる「集まり方」を2021年10月に実施した調査結果から読み解く。
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【詳細版】職場における集まる意味の調査 調査結果
コロナ禍におけるコミュニケーション満足度、目的によって異なる「有意義な集まり方」、個人のコミュニケーション志向の違いによって効果が異なる「集まり方」について、2021年10月に実施した調査結果から読み解く。
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人が集まる意味を問いなおす 2023年3月調査 報告書【データ集】
パンデミック下で変化した集まり方はその後、組織を活性化したのだろうか。2023年3月に実施した調査結果から、組織の集まり方の変化を分析した。
特別集計として職場の孤独感とリモートワークの関係を加えた。
プロジェクトリーダー
プロジェクトメンバー
- 坂本貴志(研究員 / アナリスト)
- 佐藤邦彦(works編集長)
- 中村天江(客員研究員)
- 村田弘美(グローバルセンター長 / 主幹研究員)
- 茂木洋之(研究員 / アナリスト)
- 山下正太郎(コクヨワークスタイル研究所 所長)
- 谷本智子(アソシエイト)
- 篠原由美(アシスタント)
アドバイザー
- 鈴木竜太(神戸大学大学院 経営学研究科 教授)
分析サポート
- 高田治樹(医療創生大学心理学部 専任講師)
- 菊池百々帆(神戸大学大学院 経営学研究科)