何が変わって、何が変わらなかったのか ―コロナショックを経た働き方変化―

新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの働き方にどのような変化をもたらしたのか。感染拡大前から全国の約5万人の同一個人を追跡調査してきた『全国就業実態パネル調査』を活用し、その設計に携わってきた調査設計委員の有志とともに研究会を実施。働き方の変化を多角的に分析した成果を『仕事から見た「2020年」―結局、働き方は変わらなかったのか?』(慶應義塾大学出版社会)にまとめました。本コラムでは、各執筆者より、本書の研究の一部、もしくは、本書には掲載しきれなかった興味深い結果についてお届けします。