どう変わる? 21世紀のライフキャリア・デザイン

長寿化、仕事・企業の短命化により、ひとは大きなキャリアの転機を幾度となく経験することになる。
21世紀のキャリアは、ワンサイクルからマルチサイクルへの変容を要請している。
そして、それは、「働く」の意味・価値の変容をも問うことにつながる。
私たちは、ライフキャリアとどう対峙していくことになるのか。

第1章 【問題提起】91%がキャズムを乗り越えられない時代の到来
第2章 【課題探索】キャリア・オーナーシップ形成を阻害する日本社会の構造
第3章 【観点提示】トランジションとはライフテーマの再創造による変容である
第4章 【萌芽事例】マルチサイクルを実現している人たちに共通するもの
第5章 【仮説創造】コミュニティの多様性が育むキャリア展望
第6章 【実証分析】マルチサイクル展望をもたらすコミュニティデザインの方程式
第7章 【未来提言】ポスト・アイデンティティ時代の生き方・働き方