Works 106
変化の時代、キャリアの罠
特集1
はじめに:後ろ向きで轍を眺め続けていていいのか
●なぜいま、キャリア観・仕事観なのか/豊田義博(ワークス研究所 主幹研究員)
●SECTION1―13社5000人調査で見えた 仕事観・キャリア観の現実
●SECTION2―115人キャリアインタビュー 「罠」を探り出す5つの論点
論点1 変化の大きな事業環境で:「自己効力感」と「先物キャリア」で先の読めない変化に振り回されない
研究会参加企業に聞く①:ソフトバンクモバイル 20代は「激流下り」のイメージ 自己効力感醸成の仕掛けが課題
論点2 変化が中程度の事業環境で:段階的成長はいつまで保てるか やがて訪れる不連続局面への備えを
研究会参加企業に聞く②日立製作所:読みとれた従業員のキャリア意識変化 自律を促す施策の再設計に生かしたい
論点3 強い社会化作用の功罪:キャリア自律なき社会化作用は弊害も 21世紀におけるベストミックスは
研究会参加企業に聞く③損害保険ジャパン:「腹決め」している人の多さに疑問 インタビューでわかったその真意
論点4 研究・開発職のキャリア:専門性深堀りで背骨を得た技術者 キャリアの幅をどうデザインするか
研究会参加企業に聞く④日本電気:40代技術職が語る「迷い」「ゆらぎ」 新たなキャリアパターンの手掛かりも
論点5 若手のキャリア:組織と一線、楽に稼ぎたい若者の出現 働きかけが衰えた影響という見方も
まとめ:個人にはキャリア意識がベースの投資行動 組織には自律と社会化作用の両輪化が求められる
/高橋俊介氏(慶応義塾大学キャリアリソースラボラトリー 上席所員)
特集2
■連載
・言葉の魔法
脇坂康生氏(パナソニック電工)
・進化する人と組織
パウデック 代表取締役社長 河合弘治氏
・成功の本質 監修/野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
第55回 ハイボール(サントリー)
・人事の哲学 ~大転換期を支える中国古典の智~
第十四話 危機管理のリーダーシップ
・CAREER CRUISING
石丸彰彦氏(TBSテレビ プロデューサー)
・若手を腐らせるな
VOL.10 現場のOJTがどう関与するか
・Works Books Café
語り手/齋藤 孝氏(明治大学文学部 教授)
FROM EDITORIAL OFFICE
INFORMATION
本誌に掲載されているデータは平成23年5月23日のものです。