Works 104

クリエイティブクラスとの新結合

2011年02月発行

特集



はじめに:ナレッジワーカーとクリエイティブクラス

●SECTION1―クリエイティブクラスとは何者か
・真意は「すべての人をクリエイティブに」 才能を呼び寄せる「寛容」が出発点
・INTERVIEW:リチャード・フロリダ氏
日本が直面する問題があるとすれば、それは「寛容」に関することだろう
・ここまでの小括:「寛容」プラスアルファはいったい何か

●SECTION2―企業に見出す新結合のあるべき姿
REPORT1:社員の自由な提案から生まれる制度 自主的な運用へのかかわりが成長を促す
/ネクスト
REPORT2:デザイナー各々が自らの価値を問うことで会社のクリエイティブ力を強める
/乃村工藝社
REPORT3:「現代の名工」を生みだすものづくりの現場 「技術」と「人」を大切にする風土が内発的な報酬に
/富士通フロンテック
REPORT4:「簡単に起業させない」「第三者の目」いい関係を作れる、育ての親の秘訣
/アクセラテクノロジ
REPORT5:大企業との真剣勝負が育てる 3Dデータ活用の革命的技術
/ラティス・テクノロジー
REPORT6:「初音ミク」の歌声がつなぐ プロシューマ型CCたちとのコラボ
/クリプトン・フューチャー・メディア

●SECTION3―知見に学ぶいい関係の結び方
・問題はポスト“カリスマ型オーナー経営者”挑戦を奨励し、プロセスを自由にする
/渡邊正裕氏(My News Japan 代表取締役社長)
・日本式コーポレートベンチャリングで、ものづくり産業の未来を切り拓く
/前田 昇氏(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA) 教授)
・ベンチャーは冒険船、CCは冒険家 大企業は彼らの頼れる港になれるか
/山口 栄一氏(同志社大学大学院 教授)
・COLUMN:クリエイティブクラスにマッチする、ヘーゲルの社会哲学的な労働観
/木田 元氏(中央大学 名誉教授)

●SECTION4―北米における新結合 最新事情レポート
デイヴィッド・クリールマン氏(人材コンサルタント)
・コントロールと画一化の緩和によってクリエイティブクラスの満足度を高める
REPORT1:チームミーティングで感情面に配慮 クリエイティブに集中できる体制づくり
/クロノス社
REPORT2:幅広いクリエイティブ人材プールの利用が価値の高いアイデアを生む
/ホワイトハウスライダーズグループ社

まとめ:プロフェッショナルたちとの有機的な結合がイノベーション・ドリブン経済を牽引する
/小山智通(本誌編集長)

■連載

・短期集中連載
VOL.02オープンイノベーションを実現した異能人材レポート

・言葉の魔法
加地倫三氏(テレビ朝日)

・進化する人と組織
星野リゾート 代表取締役社長 星野佳路氏

・成功の本質 監修/野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
第53回 はやぶさ

・人事の哲学 ~大転換期を支える中国古典の智~
第十二話 新卒採用 人材の見極め方

・CAREER CRUISING
久米小百合氏(音楽伝道者)

・若手を腐らせるな
VOL.08 「言葉」を研ぎ澄まし、人を育てる

・Works Books Café
語り手/大沢真知子氏(日本女子大学人間社会学部 教授)

FROM EDITORIAL OFFICE
INFORMATION

本誌に掲載されているデータは平成22年1月20日現在のものです。