Works 103

人事と社内メディアの新しい関係

2010年12月発行

特集



はじめに:“普通”の私の“トナリ”の後輩は、世界と知恵をつないでいた

●SECTION1―社内メディアで人事は何をするのか 過去から未来、その役割の変容
歴史を振り返ると見えてくる 社内報が果たすべき役割の不易と流行

社会、個人、ツールの変化は、社内メディアの未来に何をつきつけるのか
・社内報の活性化という視点から 社員のインフォーマル情報をどんどん掲載「知ることは愛すること」で社内をラクな場に/福西七重氏(ナナ・コーポレート・コミュニケーション 社長)
・デバイス、メディアの変化という視点から 社員の考えていることを表に出すツールを使って、日常的に“モノを言う”仕組みを作る/田代真人氏 (メディア・ナレッジ 代表取締役社長)
・個人の変化という視点から 個人が情報を掲げ、新しいモノ、コトを作り出したくなる魅力的な装置を仕掛ける/中馬 淳氏 (博報堂人材開発戦略室 室長代理)
・社会で起こるイノベーションという視点から イノベーションを目的に社内にコミュニティを作ろうとするならば、社外を巻き込む勇気を/金子郁容氏 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授 総合政策学部 教授)

人事の役割を果たすために社内メディアをいかに使うか

COLUMN:ITが進化すればするほどリスク管理は困難に 教育と内部ルールづくり、チェック体制を急げ/岡村久道氏(弁護士 英知法律事務所 所長)

●SECTION2―組織を変える、人を動かす 社内メディア活用レポート
REPORT1:ツイッターで社内外を巻き込む/ソフトバンク
REPORT2:多様な社員に向き合う/日本マクドナルド
REPORT3:コミュニティによる人材育成/日本アイ・ビー・エム(日本IBM)
REPORT4:縦・横・斜めの懇談会による活性化/日立ソリューションズ
REPORT5:携帯メールと紙面の連動/六花亭製菓
REPORT6:SNSで退職者をネットワーク/日本興亜損害保険

COLUMN:人事は会社と社員をつなぐ情報の結節点“ゲートキーパー”だという自覚を
/関谷直也氏(東洋大学社会学部メディア・コミュニケーション学科 准教授)

まとめ:情報フローの新たなマネジメント 受け手側への高い意識と偶然を必然化する仕組みが重要な時代に/小山智通(本誌編集長)

■連載

・短期集中連載
VOL.01オープンイノベーションを実現した異能人材レポート

・言葉の魔法
銭 祝慧氏(日産自動車)

・進化する人と組織
アサヒビール 代表取締役社長 泉谷直木氏

・成功の本質 監修/野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
第52回 植松電機

・人事の哲学 ~大転換期を支える中国古典の智~
第十一話 中国を理解する手立て

・CAREER CRUISING
さいとう・たかを氏(劇画家)

・若手を腐らせるな
VOL.07 「出る杭」をいかに採用し、育てるか

・Works Books Café
語り手/守島基博氏(一橋大学大学院商学研究科 教授)

FROM EDITORIAL OFFICE
INFORMATION

本誌に掲載されているデータは平成22年11月18日現在のものです。