Works 113

本社所在地"世界"の人事

2012年08月発行

特集



はじめに: アジアは、世界は、あくまで多様である。

●SECTION1 グループを「求心」するものとは何か
・CASE1 大戸屋ホールディングス
理念に基づき、安全・安心・おいしさを担保する仕組みがある
・CASE2 ホンダ技研工業
すべての研修はフィロソフィーを基盤に全員で議論する
・グループを「求心」するものとは何か
理念浸透は直線的ではなく、理解、共感、行動のスパイラルで深化する
・COLUMN:博報堂アジア・パシフィック
目に見えないスキルをどう移転するか

●SECTION2 本社一極集中から“多中心”化へ。そのとき、人事は
・CASE3 フマキラー
現地の生活実態に合わせた完全な現地化で強い現地法人に育つ
・CASE4 マンダム
理念を中心にグループ経営。日本法人も海外法人と同格
・CASE5 住友商事
地域統括と各国拠点が機能ごとにつながる。上下関係はそこにない
・CASE6 サンエース
本社はいらない。我々は中小企業連合。現地の意思を常に尊重
・COLUMN:SATISFACTION GUARANTEED
本社を海外移転する理由
・CASE7 レノボ・グループ
多国籍のリーダーがグローバルな意思決定を下し、多様性を担保
・本社一極集中から“多中心”化へ。そのとき、人事は
強みを持つグループ企業が世界全体に対して責任を持つ多中心構造

●SECTION3 グループシナジーを高める人材育成と人材交流
・CASE8 ソニー
タレントマネジメントによりアジア全体で活躍できる人材を育成
・グループシナジーを高める人材育成と人材交流
アジア、世界での人の育て方は変化している。日本中心を再考すべき
・COLUMN:シンガポール国立大学
産学連携人を育てる

まとめ:分散する“多中心”をつなぐ知識移転はまさに生命線である
/中重宏基(本誌編集長)

■連載

・進化する人と組織
天竜精機 代表取締役(明るい未来創り担当) 芦部喜一氏

・ダイガクセイのミカタ
VOL. 4 期限付きの具体的な目標設定で学生の能力を最大限に引き出す

・成功の本質 監修/野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
第62回 高松丸亀町商店街

・若手を腐らせるな
VOL. 17 現場にある知恵を引き出す

・CAREER CRUISING
古賀稔彦氏(柔道家)

・人事の哲学 ~東洋思想が斬る、ニッポンの今~
第1回 国や民族のくくりは捨てるべきか

FROM EDITORIAL OFFICE
INFORMATION

本誌に掲載されているデータは平成24年7月20日現在のものです。