Works 42

特別編集 知的資本とナレッジワーカー

2000年10月発行

特集

■特別編集
知的資本とナレッジワーカー


いま、なぜ知的資本経営なのか?
大久保幸夫(ワークス研究所 所長)

第一章
「知的資本」の世界潮流
蒋 麗華(ワークス研究所 主任研究員)

株式市場は、「知的資本」をすでに評価し始めています
平川昇二氏(国際証券 エクイティ調査部 チーフ・ストラテジスト)

スカンディア社の知的資本経営 徹底研究
人的資本は、企業の外にあり、企業に未来を持ち込むもの
レイフ・エドヴィンソン氏(ディレクター・インテレクチュアル・キャピタル)

寄稿 「知的資本の測定とマネジメント」へのアプローチ
ゴーラン・ルース氏(インダストリアル・プロフェッサー&チェアマン ICS)
ステファン・パイク氏(R&Dディレクター ICS)

第二章
スキルワーカーからナレッジワーカーへ
富士ゼロックス/CSKコールセンター沖縄/イオンフォレスト
笠井恵美(ワークス研究所 研究員)

第三章
日本における知的資本経営の萌芽
メディカルサポート/未来工業/ユナイテッドアローズ/花王
クラヤ三星堂/日本アイ・ビー・エム/横河電機/松井証券/グローバルダイニング
蒋 麗華(ワークス研究所 主任研究員)、波田野匡章・酒井直子・小野晶子(ワークス研究所 研究員)

寄稿 知的資本経営の観点で、ソニーの強さを分析する
榛沢明浩氏(デロイト・トーマツ・コンサルティング 戦略事業部 シニア・マネージャー)

第四章
知的資本経営が、経営と人事を結合する
豊田義博(ワークス研究所 主任研究員)

インタビュー 優れたナレッジプロデューサーの育成が企業を、日本を変える
野中郁次郎氏(一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授)

海外HRMレポート
人事プロフェッショナルのネットワークは世界へと広がっている
田口 力氏(日本人材マネジメント協会 ゼネラルマネジャー)

座談会
労働需給における「官と民の役割」を考える

■連載

・リーダーの軌跡
組織の中でステップを踏むことで新しい出会いが生まれる。
津田素子氏(ディシラ 代表取締役社長)

・交差点
人が入ったのちに完成させる余地のある建築物こそおもしろい
青木 淳氏(青木淳建築計画事務所 主宰)
【聞き手】古野庸一(ワークス研究所 主幹研究員)

・人材マーケットの「論点」
良質な出会いの確立を高める"Temp to Hire"
鈴木敦雄(リクルートエイブリック 経営企画部 マネジャー)

・日米職種別賃金格差の実態
土肥正和(ワークス研究所 研究員)

・著者からのメッセージ
『企業維新』
高木晴夫氏(慶應義塾大学大学院経営管理研究科 ビジネススクール 教授)
大久保隆弘氏(日本板硝子ビジネスブレインズ MH事業部チーフコンサルタント)

『日本の競争戦略』
竹内弘高氏(一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授)
マイケル・E・ポーター氏(ハーバード大学ビジネススクール 教授)

・『21世紀企画書』
橘川幸夫氏(デジタルメディア研究所 代表)

・時評
働く女性が感じている子供を持つ「リスク」を軽減するカギは?
河野純子(とらばーゆ 編集長)