Works 110
ミドルの自己信頼が会社を救う
特集1
はじめに:卒業はしてもらわないとするならば
●SECTION1 自己信頼とミドルの抱える問題
・自己信頼という概念はどのように導き出されたのか
/笠井恵美(ワークス研究所 主任研究員)
・研究に協力した企業に聞く① 三菱重工業
自分語りや育成経験の減少は自己信頼のゆらぎにつながる
/末松博之氏(原動機事業本部 総務部総務グループ)
・自己信頼データから見えてくるミドル問題の陥穽と希望
・既存の概念とどう違うのか 現場で活用する際の注意点は
/角山 剛氏(東京未来大学 教授/モチベーション研究所 所長)
・研究に協力した企業に聞く② 村田製作所
挑戦し続ける姿勢のエンジン 自己信頼が求められている
/明日克人氏(東京支社管理部 部長)
・18の質問に答えて見よう!自己信頼測定シート
・ゆらぎやすいミドルの自己信頼 組織に与える影響もより大きい
/大久保幸夫(ワークス研究所 所長)
●SECTION2 企業における自己信頼へのアプローチ
・一見アナクロな日本型経営が企業成長と自己信頼向上を両立する
/モンベル
・「空港滑走路でマラソン大会を」 挑戦が生んだ、会社・次世代への愛情/ANAグループ
・職場での対話を意図的に仕掛け、自己信頼のピンチをチャンスに
/凸版印刷
●SECTION3 ミドルの活性化へ向けて見取り図を聞く
・ミドルの不活性には構造的要因も 拘束を解くことで、成長を促せる
/樋口美雄氏(慶應義塾大学商学部 教授)
・若者を潰し、会社を危うくする ミドルの自己チューと自己欺瞞
/河合太介氏(人と組織のマネジメント研究所・道 代表取締役社長)
・社内でもできるリワイヤリング トップ主導で新たな価値を創造
/西口敏宏氏(一橋大学イノベーション研究センター 教授)
・問題志向から解決志向へ 沈滞ミドルこそ、夢の具体像を描け
/黒沢幸子氏(目白大学人間学部 教授/同大学大学院心理学研究科 教授)
まとめ:低成長下のミドル活性化へ向けて いかに「未来への希望」を描き直すか/中重宏基(本誌編集長)
特集2
■連載
・進化する人と組織
瀬戸内海放送 代表取締役社長 加藤宏一郎氏
・ダイガクセイのミカタ
VOL.1 グローバルな舞台で、英語で専門知識を使える人材を育てる
・成功の本質 監修/野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
第59回 京
・若手を腐らせるな
VOL.14 グローバル標準か、日本らしさか
・CAREER CRUISING
渡辺 謙氏(俳優)
・人事の哲学 ~大転換期を支える中国古典の智~
第十八話 ミドル自身のモチベーション
FROM EDITORIAL OFFICE
INFORMATION
本誌に掲載されているデータは平成24年1月20日現在のものです。