Works 80

全球的人材活用

2007年02月発行

特集



はじめに ハイウェイの民 別荘の民
編集担当 五嶋正風(本誌)

第1章 現地人材をリーダーに どう育てていくか
Part1 今、起こっていること――3つの国では

Part2 位置づけが変わった 現地の「ひと・組織」
対アジア直接投資は変容 中国人の気質理解も必要
木下俊彦氏(早稲田大学国際教養学部教授)

硬直的な駐在の見直しを 優秀人材の交流を増やせ
キャメル・ヤマモト氏(ワトソンワイアット コンサルタント 中国HCGマネジャー)

第2章 生き残れるか 留学生獲得大競争
Part1 数字から見る現代留学生事情――日本の現状と世界の潮流

Part2 留学生が「価値を生む頭脳」の源泉に
藤末健三氏(民主党参議院議員、清華大学客員教授)

Part3 米、中に募集拠点、就職支援――東大の獲得戦略
竹原敬二氏(東京大学副理事)

Part4 覆面座談会 日本で働く東大留学生OBの本音

第3章 グローバルな「アタマ」を 活かせるHRMとは
Part1 全球的HRM-日本3社・外資1社の場合
多様性から価値を生むための 「日産ウェイ」「コーチング」/日産自動車
グループ合同採用で存在感示す 手厚い教育で「求む優秀人材」/日立製作所
リーダー育成でも採用でも 「スピリットに国境はない」/ソニー
世界共通のシステムで キャリアの開発を支援/マイクロソフト

Part2 人材活用に欠かせない3つの観点
モザイク職場に求められる 問題解決型リーダーシップ
佐久間 賢氏(中央大学企業研究所客員研究員)

真のグローバル企業実現へ 日本企業に必要な第一手は
白木三秀氏(早稲田大学政治経済学術院教授)

継承される職人のアジア 世界の人材を集める旗印に
野村 進氏(拓殖大学国際開発学部教授・ジャーナリスト)

おわりに 経営そのものの国際化に向けて
工代将章(本誌編集長)

■連載

・ハイ・パフォーマンスを生む現場を科学する 野中郁次郎の成功の本質
第30回 オージェイティー・ソリューションズ
監修 野中郁次郎氏(一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授)


・決断の瞬間
石毛宏典氏(四国アイランドリーグ コミッショナー)

・おもてなしの源流
第4回 呉服屋

・著者からのメッセージ
『日米企業の利益率格差』
伊丹敬之氏(一橋大学大学院商学研究科教授)
『ハーバードMBA留学記』
岩瀬大輔氏(ネットライフ企画株式会社取締役副社長)
『比較経済社会学』
寺岡 寛氏(中京大学経営学部教授)


・カタリスト 人と組織の新・論・点
北川潤一郎氏(高槻まちづくり株式会社 代表取締役社長)