職場における発達障害グレーゾーン研究会報告書―差別・排除からインクルージョンへ―

2019年10月29日発行

発達障害の一部の特性をもつ「グレーゾーン」の人は10人に1人と言われている。活躍のために、いかにマネジメントすればよいのか、いかに産業保健体制を整えればよいのか。インクルージョンの最先端のテーマに挑む。
本報告書は一般社団法人産業ソーシャルワーカー協会が主催し、リクルートワークス研究所および株式会社インクルージョンオフィスが協力して行われた研究会の報告書である。

目次

はじめに

第1章 基礎知識
1. 社会的背景
2. まず抑えておくべき重要な概念
3. 発達障害・パーソナリティ障害に見られる中核的な問題
4. それぞれの精神疾患について
5. 二次障害について
6. 精神科の診断と「グレーゾーン」の問題
7. オープン就労とクローズ就労

第2章 事例と解説
1. クローズ問題
2. キャリアパス
3. ミスの多い部下へのマネジメント
4. 部下からパワハラと言いふらされている
5. 採用後の発覚
6. 問題への意識がない社員