日本型雇用の問題は何か

2024年11月15日発行

Global Career Survey 2024

日本の雇用の実態を解析した第1弾レポートに続き、第2弾では日本型雇用の負の側面に迫ります。新卒一括採用から定年まで、無限定な働き方を受け入れられる人だけを対象に、企業主導で一律管理する従来型の日本型雇用は、いま求められている「多様性」や「個」を活かす在り方とは正反対です。それぞれの企業が対応を工夫する中で、負の側面は解消されつつあるのか。多国間調査を活用して解析します。

目次

はじめに:日本型雇用 負の側面の現在地

■無業、有期雇用、転職がその後の働き方に与える影響を検証する
■男女の賃金格差を検証する
■仕事に対する学びの価値を検証する
■日本型雇用と「キャリアの自律性」の関係を探る

おわりに:小手先では変わらない変革をどこから進めるか

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