統計で考える働き方の未来 ―高齢者が働き続ける国へ

リクルートワークス研究所 坂本貴志 著
筑摩書房

2020年10月 9日発行

年金はもらえるのか?貯金はもつのか?「悠々自適な老後」はあるのか?労働の実態、高齢化や格差など日本社会の現状、賃金や社会保障制度の変遷等を統計データから分析することで、未来の日本人の働き方を考える。

発行 筑摩書房
2020年10月 9日発行

目次

はじめに ―― 私たちはいつまで働くのか 

第1章 超高齢社会のいま 
1 生涯現役の欺瞞 
2 高齢者就労への政府の期待 

第2章 賃金は増えていないのか 
1 平均賃金の嘘 
2 賃金構造の大変動 
3 賃金のゆくえ 

第3章 格差は広がっているのか 
1 格差の象徴としての非正規雇用 
2 定着した生涯未婚 
3 非正規雇用の光と影 

第4章 生活は豊かになっているのか 
1 デフレ脱却の功罪 
2 実感なき景気回復 
3 少子高齢化と将来の家計 

第5章 年金はもつのか 
1 危機の年金財政 
2 高齢者の家計簿 
3 老後の未来 

第6章 自由に働ける日はくるのか 
1 働き方改革の効果 
2 新しい働き方の萌芽 
3 生涯現役に向けた布石 

第7章 職はなくなるのか 
1 高齢期キャリアの実相 
2 産業の変化と職業の盛衰 
3 高齢社会における仕事の割当 

第8章 生涯働き続けねばならないのか 
1 失われる黄金の15年
2 働く高齢者の実際 
3  私たちの老後に待っているもの
4 高齢者雇用はどうあるべきか 

おわりに ―― 仕送りシナリオか就業延長シナリオか 

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