Works 187
組織と不正 その構造的要因を読み解く
特集
はじめに:「特別な、人とちがった人間による悪行」ではない
[Interview 野中郁次郎氏]
日本企業は『失敗の本質』に立ち返れ 不正頻発の根本に「3つの過剰」
●Section1 組織の不正のこれまでと今。実態を探る
- ルールからの逸脱が見える化され「組織不祥事」から「組織不正」の時代へ
- 不正の発生割合は増加傾向に 対応すべきリスクはさらに拡大
- 1割強が不正に関与・目撃 長時間労働の職場ほどリスク大
- 相次ぐ自動車会社不正を引き起こした「短期思考」
●Section2 不正の真因とは。その解決策とは
- 組織戦略:「構造的無能化」が変革を阻害し不正も引き起こす
- 組織文化:郵便不正事件で証拠改ざんの検察 同質性の高さが不正の温床に
- ガバナンス:健全な緊張関係を生むガバナンス改革 社外取締役の独立性と課題理解がカギ
- 公益通報:制度があっても「相談・通報せず」4割 通報を機能させることは経営そのもの
- コンプライアンス:価値判断の軸は「インテグリティ」倫理意識というソフト面の強化を
- 広報戦略:多くの組織が記者会見で失敗 社会の論理を見極め透明性を高めよ
●Section3 不正からの再生。3 社の道のり
- STARTO ENTERTAINMENT/意志決定過程を透明化し権力の暴走を防ぐ STARTO設立1年 社長に聞く
- リクルート/挑戦し続ける文化を守るため、ガバナンスと挑戦をバランスさせる
- AGCグループ/アンケートで不正の背景を解明 悪い情報ほど迅速な報告を徹底
編集長まとめ:不正は起こり得る。どう向き合うのか どう社内外に説明するのか その会社の真価が問われる時代/浜田敬子(本誌編集長)
Works187号オンラインセミナー
なぜ組織では不正が起きるのか〜その実態と対策
- 日時:
- 2025年1月9日(木)12:00~13:00(開場:11時55分)
- 会場:
- オンライン
12月10日発行のWorks187号の特集『組織と不正 その構造的要因を読み解く』に関するオンラインセミナーを開催いたします。 ゲストは、チェンジウェーブグループ エグゼクティブ・アドバイザーの宇田左近氏とKPMG FAS マネージングディレクターの林 稔氏です。
連載
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機関誌Works 連載
ローカルから始まる。
博報堂 テーマビジネスデザイン局 局長補佐 畠山洋平
2024年12月16日
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人事のアカデミア
柳田国男
2024年12月16日
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機関誌Works 連載
Global View From USA
第11回 急速に広まるテック業界での雇用悪化 AIや自動化による失業対策が急務
2024年12月16日
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Global View From Nordic
第11回 失敗はチームにとっての贈り物 学びの機会として躊躇なく挑戦を
2024年12月16日
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Global View From Policy World
第4回 日本の解雇規制は厳しいのか? 規制緩和で雇用の流動性は高まらない
2024年12月16日
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Global View From Work Tech World
第11回 AIエージェントの進化がスキルベースの働き方を加速させる
2024年12月16日
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人事は映画が教えてくれる
『オッペンハイマー』に学ぶ 科学者と権力者との相克
2024年12月16日
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機関誌Works 連載
著者と読み直す
『ナショナリズムと 政治意識』 中井 遼
2024年12月16日
FROM EDITORS
本誌に掲載されているデータは2024年11月21日現在のものです。