サービス人材の評価と育成
2006年度の研究テーマは、「サービス人材の評価と育成」。顧客接点を持つ「サービス人材」に焦点をあて、能力評価や育成をいかにして進めていくかを研究しました。
プロジェクトの概要
産業がサービス経済化する中で、サービス職に携わる人材の評価・育成の問題は、ものづくり人材と比べて研究が遅れていると認識しています。
リクルートワークス研究所では、2006年度の研究テーマに、顧客接点を持つ「サービス人材」に焦点をあて、能力評価や育成をいかにして進めていくかを研究して、広く人材マネジメントに活用できるように取り組みました。
我々の研究は、営業職、販売職、接客、介護職、医師、教員などの職種領域にフォーカスし、特に人材育成における顧客との関係性の影響や、サービス人材に期待されるサービスのあり方について議論を深めていきたいと考え、さらには、キャリア論の視点からも、サービス職としてのキャリア・パスのあり方、熟達化のプロセスについて検討を重ね、以下の11本の論文・研究ノートにまとめました。